Passion Generator 第4章


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「でも、まだ上半身だけだろ。肝心の下半身でいく事を経験しなくちゃね。」

わざと軽いノリでそういうと、すかさず啓太は麻美の乳首に舌と指を這わせた。
まだ、いったばかりの麻美はその感覚に先ほどを思い出すような重い快感を覚えていた。
(あぁ、下半身に愛撫されたら、私どうなっちゃうのかしら。)

啓太はスリップを脱がせてから麻美のストッキングに手をかけるとゆっくりと脱がし始めた。
同時に啓太の舌は、ストッキングの下から現われた麻美の腰の周りや臍の下の素肌に舌を這わせていった。
先ほどと同じように啓太の動きはゆっくりとしていて焦らすようだった。
しかし、舌の動きとストッキングにかかっている手の指の動きは巧みで、麻美の性感を更に呼び覚ましていった。
脱がされた始めたストッキングが麻美のパンティーを完全にあらわにした所で、啓太はいったん動きを止めた。

「麻美さん、ストッキングまでぐっしょり濡れちゃってる。」

麻美は、自分でもうすうす気がついていた事を啓太にあからさまに言われて更に強い羞恥を感じた。

「この分じゃ、麻美さんのパンティーはすごい濡れようなんだろうなぁ。
パンティーの中はもっとすごいんだろうなぁ。」

「あ、やだ、いわないで」

あわてて麻美はそう声を出した。

「先にパンティーを脱がしてみたい気もするけど、お楽しみは後にして先にストッキングを脱がせてあげるからね。」

啓太はそう言うと、太腿の所まで脱がせたストッキングに再び手をかけた。

「まずは、右足から脱がせてあげるね。」

手でストッキングを脱がしながら、新たにあらわになる麻美の素肌に舌を這わす。
麻美の右足の膝を立てさせ丁寧にストッキングを脱がせながら、太腿の内側から膝の裏、ふくらはぎにかけて特に入念に舌で愛撫を加えた。
ストッキングが右足から完全に抜けると、啓太は麻美の右足の足首から爪先にかけてを指と舌で愛撫していた。
(な、なんで、こんなに、こんなに足が感じるの)
麻美は先ほどの手と同じように足も快感をもたらす事を知りうろたえながらも、期待で胸いっぱいになっていた。
啓太は、同じように左足も膝を立てさせると、ゆっくりとストッキングを脱がせていった。
(あーん、膝の後ろやふくらはぎを舌で舐められるとこんなに感じるなんて、どうして)
麻美は、女は全身が性感帯、というある女性誌のタイトルを思い出していた。
その時は、そんな事ないよ、と思っていたが、今それを思い知らされていた。
啓太の舌が指がどこにふれても電流が走ったような快感を麻美にもたらしたのだ。

「あ、だ、だめ、あ、そこ、あ、そこ、だめ」

啓太の動きに麻美は出す声が止まらなくなってきた。
麻美の両足に対する啓太の愛撫は麻美にとって気が狂うほど長い時間に感じられた。
しかし、それはけっして退屈なあるいは苦痛な時間ではなく、それだけでまた絶頂を迎えそうなほどの快感を引き起こしていた。

両膝を立ててすこし足を広げたまま仰向けの姿勢でいる麻美に対して啓太は、麻美の足元にいた。
啓太にしてみれば両膝を立てたM字形の脚の中心にあるレースのパンティーが気になっていた。
膝を立てた脚を愛撫する時にいやでも麻美のパンティーが目にはいるのだ。
麻美のパンティーはレースが多用されており、ただでさえ陰毛が透けて見える程悩ましい。
しかも、パンティーのままプールに落ちたように完全に濡れていて、太腿までが愛液でテカテカと光っている。
完全にぬれたパンティーの股の部分は、麻美の陰部の形をかなりはっきりと映し出している。
愛液で濡れた漆黒のヘアや、その下に色づく淫核、大陰唇の中からすこしはみだしている小陰唇、そして肛門と、パンティーの上からでも見て取れるのだ。
しかし濡れたパンティー越しのそれら女の陰部は、直接見たよりももっと刺激的な印象を啓太に与えていた。
麻美は、自分が膝を立てている事で啓太がそんな思いをしているなど想像もつかなかった。

啓太は麻美の両方の膝に手をかけると、大きく開いていった。

「あ、あ、い、いや、や、やだ、はずかしい」

麻美はあわてて膝を閉じよう力を入れた。
その直前に啓太は、麻美の膝と膝の間に頭を入れた。
啓太の舌が愛液で光る麻美の太腿、しかももっともパンティーに近い部分に触れた。
そして、麻美の全身を這い回って快感を絞り出したのと同じように動き始めた。
さらに、膝に置いた啓太の両手も、膝から内腿にそって指で愛撫を加え始めた。
麻美の快楽の源により近い所で這いずり回っている啓太の舌に麻美は必死で耐えようとしたが、すでに両足への刺激で性感が燃え上がっている麻美には耐えられない事はわかっていた。
丹念にパンティーの際から太腿を嘗め回す啓太の愛撫に、麻美の両膝はゆっくりと自分から開いていった。

「あん、あん、だ、だめ、い、いい」

麻美が更に大きな声で快楽を表現する頃になると、麻美の太腿は一直線になる程に開かれていた。
しかし啓太の手は麻美の膝はおろか足も押さえつけていなかった。
麻美はいつのまにか自分で両足を限界にまで広げて、啓太の愛撫を受け入れていた。

ほんの目の前数センチの所にある濡れてほとんど透けている麻美のパンティーを凝視しながら、啓太はパンティーの際にそって、舌と指を這わせていた。
麻美の声が大きくなってくるのを確認した啓太は、舌と指をパンティーの上にずらした。
パンティーの上からではあるが、いよいよ麻美の陰部を攻め始めようとしているのだ。
麻美はさっきの乳首のように焦らされる事を危惧していた。
しかし反面もっと焦らしてとも思っていた。
あれだけ焦らされたから乳首だけでも絶頂を味わえたことを感じていたからである。

啓太の愛撫は予想通りゆっくりとしていた。
麻美のもっとも感じる淫核を中心として、啓太の舌が円を描いていた。
その円がだんだんと小さくなっていくのは、さっきの乳首と同じであった。
不意に啓太の両手が麻美の太腿の付け根にそれぞれあてがわれた。

「あー、あ、だ、だめ、やめて」

啓太が両手で麻美の陰部を左右に開く形で押し広げた。
パンティーの下で、大陰唇が大きく口を開けているのがわかる。
啓太は、そうしておいてパンティーの下の方の、肛門あたりに舌を置いた。
さっきまでの円を描く動きと違う動きに麻美はどきっとした。
しかし、つぎの瞬間に全身が強ばる程の強い快感を感じた。
啓太が肛門に置いた舌にすこし力を入れて上に向かって舐め上げたのだ。
淫核にこそさわらないが、麻美の肛門から膣口、尿道口までが一気に強い刺激を感じた。

「あ、あ、あ、あ」

体がガクガクしながら麻美は声を上げた。
パンティーの下では熱い愛液がドクドクと湧き出て来るのを感じていた。
しかし、足を啓太に押さえつけられている訳でもないのに、両足は限界まで開いたままだった。
麻美には自分ではもう足を閉じる事ができなくなっていた。
足を閉じたらこの快楽が逃げていってしまうような気がしていたのだ。

「麻美さん、ほら、パンティーの下でどんどん恥かしい液が出てくるのがわかるよ。
ほらパンティーがお尻の裏まで完全に濡れちゃってるよ。
これじゃあパンティーの役目しないから、脱がせちゃうよ」

「あ、だめです。脱がせないで。」

「そんな事いっても、さっきから濡れてスケスケになったパンティーから麻美さんのすべてが見えちゃってて、すごい淫らな感じなんだよね。」

啓太に言われて初めてパンティー越しに麻美の陰部すべてが透けて見える事に気がついた。
パンティーを穿いているから隠されているんだ、と思っていた麻美は急に恥かしくなったが、それでも足を閉じようとはしなかった。

「そ、そんなに、見ないで」

「だって、こんな格好を自分でしておいて、見るな、と言われても、こっちも男だし、困っちゃうよ。
麻美さんがそんなに足をおっぴろげてるんだもん。
パンティー脱がして欲しいのかと思ったよ。
それとも、パンティー穿いたままでいってみたい、って事かな。」

「そ、そんな、し、しりません。」

啓太に言われ麻美はまた真っ赤になった。
麻美は啓太に言われた通りに、このままパンティーを穿いたままいってみたいと思い始めた。

「それじゃぁ、リクエストには答えないとね。」

啓太は指を麻美の淫核の上にそっと置くと、トントンときわめて軽く叩き始めた。

「あ、あ、あ、だ、だめ」

さっきまでの焦らしでさんざん刺激を待っていた淫核を指で刺激された麻美は激しい快感にとまどった。
啓太は指先で淫核を軽く叩いたり、爪で弾くように撫で付けたりし始めた。

「あ、いい、いいの、感じる」

麻美は素直に快感を口に出した。
啓太は指で淫核を刺激しながら、もう片方の指で肛門から膣口の周りの刺激を始めた。

「あ、い、いや」

麻美は同時に2個所を刺激され、恐いほどの快感を感じた。
このまま自分がどうかなってしまいそうな程の快感だった。
啓太は、唇をパンティーの上から麻美の淫核につけた。
そして、淫核に息を吹き込むように刺激をあたえた。

「あー、だめー」

さっきの指の刺激とも違う不思議な感覚に麻美は身体がフワフワと浮き出すような感じがしていた。
啓太が前歯を使って淫核に強い刺激を与えた。
先ほどまでの比較的おだやかな刺激から一転して強い刺激を淫核に与えられた麻美は、もうせっぱ詰まった状態に陥っていた。
(あ、だめ、このままいっちゃいそう)
すぐに啓太は、両方の指でのパンティーの上からの膣口と肛門への刺激も強めた。

「あ、だ、だめ、そ、そんなに、そんなに強くしたら・・・」

啓太は少しずつ刺激のピッチを上げていった。
麻美の両手はそれぞれ自分の足首を掴んでいた。
足の爪先がぶるぶると震え始め、指がピーンと伸びていた。
膝もガクガクと痙攣を始め、それに引きずられるように両腕もガクガクと震えていた。
頭を上の方にのけぞらせ口を大きく開けながら、あごだけが時々ガクガクと上下していた。
そして、腰に満身の力が入ったかと思うと、小刻みにブルブルと震え始めた。
その震えがだんだんと大きくなって来た所で、あけたままの口から大きな声がでた。

「あっ、あっ、いや、だっ、だめ、いっ、いっちゃう、いく、いくぅ、いっくーぅぅぅぅ。」

麻美は啓太のパンティーの上からの愛撫に耐え切れず、人生2度目の絶頂を迎えていた。
先ほどよりももっと深く、もっと激しい絶頂だった。
麻美は、そのまま宇宙空間を漂っているように意識が遠のいた。

麻美の激しい痙攣がおさまると、何事もなかったかのように麻美の身体はベッドの上に沈んでいた。
息をしているかすかな身体の動きがなければ死んでしまったように見える。
全身から汗が噴き出してキラキラと光っている。
パンティーの中からはおびただしい愛液が溢れ出し、ベッドのシーツにまでシミを作っていた。

そんな絶頂を極めて気絶している麻美を見て啓太は満足そうだった。
(うーん、今までの女の中で一番いきっぷりが良いんじゃないかな。
俺にとって麻美は理想的だ。)
啓太にとって理想的な展開での麻美の絶頂に、啓太は大いなる喜びを感じていた。
それは、麻美こそが啓太にとって理想的な身体であるという確信に近いものであった。



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